イタリア5日目 アッシジ〜シエナ〜サン・ジミニャーノ観光 『後ろ姿』
2002年2月7日 今日は移動がいっぱいあって、強行スケジュールの日。朝、バスに乗って3日滞在したローマのホテルIBISを後にしました。
昨日ひねった足が痛くて、夜もあまり眠れず、朝になっても腫れが引かなくて、添乗員さんの部屋に電話したけどどうすることもできず、とりあえず我慢して靴をはいて出発しました。
今日から数日間、ローマからミラノまで連れてってくれるのは、ドライバーのロベルトさん。この道20年のベテランさんなんだって。とは言っても40歳過ぎくらいの優しそうなおじさんだよ。
バス酔いするので、席は前から2番目。一番前は保険がかかってないから私達は座れません。
旅の間、ずーっと前ばっかり座ってたんだけど、前が広く見えるし、添乗員さんとすぐ話せるし、ドライバーさんとのやりとりも聞こえて楽しかったよ。
ロベルトさんは、英語がとっても上手。日本で考えると、観光バスの運転手さんって「なまってるおじさん」って私の勝手なイメージがあるんだけどね。でもイタリアの運転手さんはほんとど英語話せるみたいだよ。通訳代わりになってくれてました。特にロベルトさんの英語は、イタリアなまりが少なくてとっても聞きやすかったし、イタリア人らしからぬ安全運転でした。
今日のルートは、ローマ〜アッシジ〜シエナ〜サン・ジミニャ〜ノ〜ピサ。
『アッシジ』
オリーブの丘の上、周囲に広がる緑の平野を見下ろすアッシジ。サンフランチェスコという12世紀の清貧の聖者が生まれた街です。
今日一日の日程がキツイため、各街での自由散策の時間はごくわずか。サンフランチェスコ聖堂を見ただけで時間がいっぱいになってしまいました。
それでも「ドゥオモまで行きたい!」という、旅行で仲良しになったKちゃんとYちゃんに付き合って坂を登っていったけど、時間的に限界で戻ってきました。みんなは走れるからいいんだけど、私は走れないんだよね…。なんかみんなの旅を足を引っ張ってる気がしてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。すっかり集合時間に遅れてしまったのです。次は絶対に遅れません!!
『シエナ』
フィレンツェと並び称されるトスカーナ地方の古都の街。絵の具の「シエナ色」とはまさにこの街の色、だそう。ここには「世界一美しい」と言われる「カンポ広場」があって、ゆるやかなスロープを描く扇形の広場では、み〜んな地べたに座っておしゃべりしてました。私達はアイスを買って食べましたが、これが後々後悔することに… 私はね、コーヒーが好きだから飲みたいって言ったんだけど、友達にさらっと却下されちゃった。(涙)
みんなにまぎれて私達も座ってジェラードを食べていたら、カンポ広場をお散歩しているおばあちゃんとかわいい男の子がいました。外国の子供ってどうしてあんなに可愛いのかねぇ。思わず異国の地で誘拐犯になるところ(笑)
カンポ広場に行く途中、地元の人で賑わってるピザ屋さんも発見!!お店のお姉さんが無愛想でちょっと苦労したけど、何とか私達も買って食べました。シーフードとツナを買ったんだけど、スッゴイおいしかったよ!!おそらく旅行中に食べたピザの中でイチバンだね。
『サン・ジミニャーノ』
「美しき塔の街」で、中世情緒溢れる街並、らしい。
ここではあまり歩かず、町の中心のチルテルナ広場周辺の辺りをぶらぶらし、途中で寄ったお店でお買い物をし、また少しだけ街をぶらぶら。この広場の入り口には、昨年イタリアで一番おいしいジェラード屋さんに輝いたお店があった。知ってれば前の街で食べなかったのに…。
あまり遠くにはいかなかったので、集合時間は守れたよ、むしろ10分前行動だね。私、あんまり遅れるのって好きじゃないし、ただでさえ今日は早く歩けないから、迷惑をかけないように時間にはナーバスになってしまいました。
これで1日の観光は終わり。一路今夜の宿があるピサへ。
本日のお泊まりは「ホテル カリフォルニア」
イタリアにあるくせにね。
このホテルの部屋が一番良くなかった。
バンガローみたいになってるホテルっていうか、キャンプ地?みたいな…
添乗員さんがまとめてチェックインしている間、「バスで待ってて」という指示が。するとロベルトさんが「Don’t move!!or I’ll kill you!! Hahahahaha...」と…。何者?(笑)
無事部屋の鍵を貰っはいいが、入り口が空かない。バスの中で添乗員さんが「イタリア人ってなぁ、『鍵あかへん」って言ってもなぁ、ガンッって蹴って『ほら、空いただろ』って調子やねん」と言っていたので、(関西弁が合ってるかは不明)その’教え’の通りに体当たりしてみた。
空かなかった。
友達と代わって、3,4回鍵をテキトーに回したら空いた。でも、入り口の鍵のあたりの木がポロッて落ちてきた。壊した?? イヤイヤ、知らんよ。あたしじゃないよ。(笑)
今日一日、ずーっと足は痛くて引きずったまま。一つ気になったことが。それは、一緒に行ってる友達のSが「大丈夫?」の一言も言ってくれなかったこと。旅行で仲良しになったKちゃんとYちゃんは何かと「足、平気?」って言って支えてくれたり、ペースを合わせてくれた。
でも、Sは知らんぷりだったと思う。2人で街を歩いていた時、自然と歩くのが遅れる私を一度も振り返ってはくれなかったの。別に特別扱いして欲しい訳じゃなかった。
ただ一度も振り返ってくれず、歩くペースも合わせてはくれなかったことが寂しかったね。あまりいい1日じゃなかったな…
旅先で持った友達への小さな疑問。これが次第に大きくなるとは、この時点では思っていなかったんだけど…
明日はピサ〜フィレンツェです。 明日には足は良くなっていることを祈って。
昨日ひねった足が痛くて、夜もあまり眠れず、朝になっても腫れが引かなくて、添乗員さんの部屋に電話したけどどうすることもできず、とりあえず我慢して靴をはいて出発しました。
今日から数日間、ローマからミラノまで連れてってくれるのは、ドライバーのロベルトさん。この道20年のベテランさんなんだって。とは言っても40歳過ぎくらいの優しそうなおじさんだよ。
バス酔いするので、席は前から2番目。一番前は保険がかかってないから私達は座れません。
旅の間、ずーっと前ばっかり座ってたんだけど、前が広く見えるし、添乗員さんとすぐ話せるし、ドライバーさんとのやりとりも聞こえて楽しかったよ。
ロベルトさんは、英語がとっても上手。日本で考えると、観光バスの運転手さんって「なまってるおじさん」って私の勝手なイメージがあるんだけどね。でもイタリアの運転手さんはほんとど英語話せるみたいだよ。通訳代わりになってくれてました。特にロベルトさんの英語は、イタリアなまりが少なくてとっても聞きやすかったし、イタリア人らしからぬ安全運転でした。
今日のルートは、ローマ〜アッシジ〜シエナ〜サン・ジミニャ〜ノ〜ピサ。
『アッシジ』
オリーブの丘の上、周囲に広がる緑の平野を見下ろすアッシジ。サンフランチェスコという12世紀の清貧の聖者が生まれた街です。
今日一日の日程がキツイため、各街での自由散策の時間はごくわずか。サンフランチェスコ聖堂を見ただけで時間がいっぱいになってしまいました。
それでも「ドゥオモまで行きたい!」という、旅行で仲良しになったKちゃんとYちゃんに付き合って坂を登っていったけど、時間的に限界で戻ってきました。みんなは走れるからいいんだけど、私は走れないんだよね…。なんかみんなの旅を足を引っ張ってる気がしてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。すっかり集合時間に遅れてしまったのです。次は絶対に遅れません!!
『シエナ』
フィレンツェと並び称されるトスカーナ地方の古都の街。絵の具の「シエナ色」とはまさにこの街の色、だそう。ここには「世界一美しい」と言われる「カンポ広場」があって、ゆるやかなスロープを描く扇形の広場では、み〜んな地べたに座っておしゃべりしてました。私達はアイスを買って食べましたが、これが後々後悔することに… 私はね、コーヒーが好きだから飲みたいって言ったんだけど、友達にさらっと却下されちゃった。(涙)
みんなにまぎれて私達も座ってジェラードを食べていたら、カンポ広場をお散歩しているおばあちゃんとかわいい男の子がいました。外国の子供ってどうしてあんなに可愛いのかねぇ。思わず異国の地で誘拐犯になるところ(笑)
カンポ広場に行く途中、地元の人で賑わってるピザ屋さんも発見!!お店のお姉さんが無愛想でちょっと苦労したけど、何とか私達も買って食べました。シーフードとツナを買ったんだけど、スッゴイおいしかったよ!!おそらく旅行中に食べたピザの中でイチバンだね。
『サン・ジミニャーノ』
「美しき塔の街」で、中世情緒溢れる街並、らしい。
ここではあまり歩かず、町の中心のチルテルナ広場周辺の辺りをぶらぶらし、途中で寄ったお店でお買い物をし、また少しだけ街をぶらぶら。この広場の入り口には、昨年イタリアで一番おいしいジェラード屋さんに輝いたお店があった。知ってれば前の街で食べなかったのに…。
あまり遠くにはいかなかったので、集合時間は守れたよ、むしろ10分前行動だね。私、あんまり遅れるのって好きじゃないし、ただでさえ今日は早く歩けないから、迷惑をかけないように時間にはナーバスになってしまいました。
これで1日の観光は終わり。一路今夜の宿があるピサへ。
本日のお泊まりは「ホテル カリフォルニア」
イタリアにあるくせにね。
このホテルの部屋が一番良くなかった。
バンガローみたいになってるホテルっていうか、キャンプ地?みたいな…
添乗員さんがまとめてチェックインしている間、「バスで待ってて」という指示が。するとロベルトさんが「Don’t move!!or I’ll kill you!! Hahahahaha...」と…。何者?(笑)
無事部屋の鍵を貰っはいいが、入り口が空かない。バスの中で添乗員さんが「イタリア人ってなぁ、『鍵あかへん」って言ってもなぁ、ガンッって蹴って『ほら、空いただろ』って調子やねん」と言っていたので、(関西弁が合ってるかは不明)その’教え’の通りに体当たりしてみた。
空かなかった。
友達と代わって、3,4回鍵をテキトーに回したら空いた。でも、入り口の鍵のあたりの木がポロッて落ちてきた。壊した?? イヤイヤ、知らんよ。あたしじゃないよ。(笑)
今日一日、ずーっと足は痛くて引きずったまま。一つ気になったことが。それは、一緒に行ってる友達のSが「大丈夫?」の一言も言ってくれなかったこと。旅行で仲良しになったKちゃんとYちゃんは何かと「足、平気?」って言って支えてくれたり、ペースを合わせてくれた。
でも、Sは知らんぷりだったと思う。2人で街を歩いていた時、自然と歩くのが遅れる私を一度も振り返ってはくれなかったの。別に特別扱いして欲しい訳じゃなかった。
ただ一度も振り返ってくれず、歩くペースも合わせてはくれなかったことが寂しかったね。あまりいい1日じゃなかったな…
旅先で持った友達への小さな疑問。これが次第に大きくなるとは、この時点では思っていなかったんだけど…
明日はピサ〜フィレンツェです。 明日には足は良くなっていることを祈って。
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