イタリア2日目 ナポリ・ポンペイ観光 『異国にて再会!?』
2002年2月4日 「2/4 オプショナルツアー ナポリ・ポンペイ一日観光参加者 モーニングコール5時」
5時… 早っ
しかも前日にシャワーを浴び損ねた私達は4時半に起きて浴びる。ローマ滞在中は、シャワーの為に毎日早起きすることになる。隣の部屋から水の音がすれば「ヤバい、お湯なくなる!!」とパブロフ犬のように反応して目覚めていました。
ツアーは2/4,5,6とローマ3日間フリータイムになっていましたが、初日の今日は私達はオプションに参加してきました。41名のツアー参加者中29人がこのツアーに参加しました。
朝、ホテルからタクシーで地下鉄赤線の最終駅、アナニーナまで向かいました。私達が乗ったのはどうやら一番若手の運転手さん。ちょっとドキドキで私は誰も乗らないから仕方なく助手席へ。
イタリア人、運転荒ーーーーっ
マジで恐いよ。「ウギャ〜〜〜」とこっそり?悲鳴をあげた私。手で踏ん張ってた私。きっと悲鳴は万国共通だよね。彼は気付いていたでしょうか?
でも何とかとりあえず駅まで無事故で辿り着く。ここから一番メインの駅、テルミニ駅までは15駅ある。遠い、どんだけ遠いのよ、話違くないか?まぁ、いいや…。
◆ローマの地下鉄
1回券は0.77EUR(ユーロ、記号が出ないのでこう表示します)。1日券は3.10EURなので検討して買いましょう。タバッキや新聞売り場で買うのが無難。自販は壊れてる可能性が大なのです。
1回券は、地下鉄1回分におまけとしてバス75分間乗れます。バスはもうタダ乗り同然で、どうやって運営しているのか不思議でしょうがないです。
地下鉄内は暗くてあまりいい雰囲気ではないです。アナウンスもほんんどないので、自分でよく見ましょう。テルミニ駅(終着駅、「ターミナル」の意味)以外は、近くにある建物の名前が(確か)駅名になってます。スペイン広場近くならスパーニャ、コロッセオはコロッセオであるよ。
あと、地下鉄も入り口で刻印しなければ何度でも使えるけど、時々検札してて、私達も実際に見たので、変にたった100円くらいをケチらない方が無難です。
長々と解説しましたが、地下鉄に乗ってテルミニ駅まできて、本日のツアーガイドさんとバスを待ちました。ガイドさんは日本人のおばさん。なんかカッコイイおばさんだったよ。50歳くらいだと思うけど、滅多にあんなに露出できるおばさんはいないと思う。
バスに乗って一路ナポリへ。
ナポリは「ナポリを見て死ね」という名言があるのを知ってますか?「紺碧の海、雲ひとつない青空、雄大な火山を望む風光は、今なお旅人達を魅了してやまない」らしいです(笑)
よくカタログで見る海とナポリの街並が見える山の上に私達も行きました。残念ながらちょっともやがかかっていたんだけど、でもホントに綺麗だったです(*^_^*) 大満足。直前までグーグー寝てたけど(笑)
ここから今度はナポリの町中を回りました。バスから眺めるだけだったですが…。残念ながらもやで途中でカプリ島を遠くに見ることもできませんでした…。
ナポリ名物の「洗濯物」がたくさん干してあったよ。イタリアでは、景観を損ねてはいけない、と外側の見えるところにおおっぴらに洗濯物を干してはいけません。でも、ナポリのちょっと貧しい人々が暮らす場所では大胆に干してあって、大きな問題になっているようです。ナポリは貧富の差が激しい街のようです。治安もあまりよくないようで、単独で来るのはオススメできないようですね。
そんなナポリの街にさよならをし、今度はポンペイに向かいました。ポンペイ「1900年前のヴェスーヴィオ火山の大噴火により、一瞬で死の灰に閉ざされた街」らしいです。
このポンペイ遺跡のすぐ側にて昼食タイム。日本語の上手な人たちがいるレストランにてパスタとサラダとフライを食べました。最初からツアーに組み込まれている場所で、どうやらお客さんの大半は日本人の様子。余裕で日本語で「トイレ」とか書いてあります。
ここにて運命の再会!?
ボーイさんのひとりが…
T君にそっくりなのです。あれは似すぎでした。T君とは大学の友達なんですが、最近全然逢ってなくて。いやぁ、異国の地にて再会するとは思ってなかったよ、T君(笑)。バッチリ記念撮影してきたよ。 レストランにはカンツォーネだっけ?大声で唄う人が乱入。知ってる曲を顔を真っ赤にして唄っていました。「御長寿クイズ」のテーマ曲を唄ったのは覚えてる。
そんなこんなでお昼を終えて遺跡を見学へ。
遺跡の見学は、まずガイドがないとムリですね。全然分からないもん。そして犬が付いてきますが、ノラなので触ってはいけないそうです。
この古代都市はすごいよ。神殿や浴場、わだちの跡、道路標識が当時のまま残っています。説明を聞いていると、当時の生活が何となく浮かんでくるよ、きっとね(笑)。当時でも高度な文明が確かにそこには存在していたんだね。 一番驚いたのは、灰によって一瞬にして死んでいった人たちのミイラ?。石で固めてあって、そのままの形で残っています。そのまま寝ている人、妊娠中でお腹をかばってうつ伏せで死んでいった人の形もそのままになってます。
一つ注意を。
遺跡では写真はなるべく広域で撮りましょう。全体がおさまりきらない絵は、心だけに残した方が無難。なぜなら局部的に狙って撮っても、後で見ると訳が分からない!(笑)全体的に大きく引いてとった方がキレイに残るよ。
こうして2/4はナポリとポンペイを回って1日観光してきたのでした。バスの中ではほとんど寝ていた私達。明らかに寝過ぎ。しかし、夜ホテルに帰って10時頃には消灯している私達って一体何?異国の地にて信じられないくらい健康的な生活を送ってるなんて…。
それもこれも翌朝のシャワーのためさ♪
今日のMVPはカップルで来ていた同じツアーの子の彼氏の方。デジタルビデオ?か何かを持ってきていたんだけど、それを撮る姿が良かった、本当に良かった(笑)
率先して一番前に出て、まず左から右へ。また右から左へと角度を変えて念入りに撮影。そして最後は使い捨てカメラでパチリ。
その姿はまるで「運動会でわが子を追う父」でした。ありゃーいいパパになるよ、きっと(笑)
明日はいよいよローマ市内を回ります。ホントのフリータイムです。さて、どんなことが起きるんでしょうか?パウロには会えるんでしょうか??(パウロ=私とななぶぅの間で交わされた「日本人好きのイタリア男」。「あいのり」で乱入したイタリア人を思い出してね。)
今日も長々と読んでいただいてありがとうございました。明日も長いですがよろしくお願いします。 執筆者nu-coより
5時… 早っ
しかも前日にシャワーを浴び損ねた私達は4時半に起きて浴びる。ローマ滞在中は、シャワーの為に毎日早起きすることになる。隣の部屋から水の音がすれば「ヤバい、お湯なくなる!!」とパブロフ犬のように反応して目覚めていました。
ツアーは2/4,5,6とローマ3日間フリータイムになっていましたが、初日の今日は私達はオプションに参加してきました。41名のツアー参加者中29人がこのツアーに参加しました。
朝、ホテルからタクシーで地下鉄赤線の最終駅、アナニーナまで向かいました。私達が乗ったのはどうやら一番若手の運転手さん。ちょっとドキドキで私は誰も乗らないから仕方なく助手席へ。
イタリア人、運転荒ーーーーっ
マジで恐いよ。「ウギャ〜〜〜」とこっそり?悲鳴をあげた私。手で踏ん張ってた私。きっと悲鳴は万国共通だよね。彼は気付いていたでしょうか?
でも何とかとりあえず駅まで無事故で辿り着く。ここから一番メインの駅、テルミニ駅までは15駅ある。遠い、どんだけ遠いのよ、話違くないか?まぁ、いいや…。
◆ローマの地下鉄
1回券は0.77EUR(ユーロ、記号が出ないのでこう表示します)。1日券は3.10EURなので検討して買いましょう。タバッキや新聞売り場で買うのが無難。自販は壊れてる可能性が大なのです。
1回券は、地下鉄1回分におまけとしてバス75分間乗れます。バスはもうタダ乗り同然で、どうやって運営しているのか不思議でしょうがないです。
地下鉄内は暗くてあまりいい雰囲気ではないです。アナウンスもほんんどないので、自分でよく見ましょう。テルミニ駅(終着駅、「ターミナル」の意味)以外は、近くにある建物の名前が(確か)駅名になってます。スペイン広場近くならスパーニャ、コロッセオはコロッセオであるよ。
あと、地下鉄も入り口で刻印しなければ何度でも使えるけど、時々検札してて、私達も実際に見たので、変にたった100円くらいをケチらない方が無難です。
長々と解説しましたが、地下鉄に乗ってテルミニ駅まできて、本日のツアーガイドさんとバスを待ちました。ガイドさんは日本人のおばさん。なんかカッコイイおばさんだったよ。50歳くらいだと思うけど、滅多にあんなに露出できるおばさんはいないと思う。
バスに乗って一路ナポリへ。
ナポリは「ナポリを見て死ね」という名言があるのを知ってますか?「紺碧の海、雲ひとつない青空、雄大な火山を望む風光は、今なお旅人達を魅了してやまない」らしいです(笑)
よくカタログで見る海とナポリの街並が見える山の上に私達も行きました。残念ながらちょっともやがかかっていたんだけど、でもホントに綺麗だったです(*^_^*) 大満足。直前までグーグー寝てたけど(笑)
ここから今度はナポリの町中を回りました。バスから眺めるだけだったですが…。残念ながらもやで途中でカプリ島を遠くに見ることもできませんでした…。
ナポリ名物の「洗濯物」がたくさん干してあったよ。イタリアでは、景観を損ねてはいけない、と外側の見えるところにおおっぴらに洗濯物を干してはいけません。でも、ナポリのちょっと貧しい人々が暮らす場所では大胆に干してあって、大きな問題になっているようです。ナポリは貧富の差が激しい街のようです。治安もあまりよくないようで、単独で来るのはオススメできないようですね。
そんなナポリの街にさよならをし、今度はポンペイに向かいました。ポンペイ「1900年前のヴェスーヴィオ火山の大噴火により、一瞬で死の灰に閉ざされた街」らしいです。
このポンペイ遺跡のすぐ側にて昼食タイム。日本語の上手な人たちがいるレストランにてパスタとサラダとフライを食べました。最初からツアーに組み込まれている場所で、どうやらお客さんの大半は日本人の様子。余裕で日本語で「トイレ」とか書いてあります。
ここにて運命の再会!?
ボーイさんのひとりが…
T君にそっくりなのです。あれは似すぎでした。T君とは大学の友達なんですが、最近全然逢ってなくて。いやぁ、異国の地にて再会するとは思ってなかったよ、T君(笑)。バッチリ記念撮影してきたよ。 レストランにはカンツォーネだっけ?大声で唄う人が乱入。知ってる曲を顔を真っ赤にして唄っていました。「御長寿クイズ」のテーマ曲を唄ったのは覚えてる。
そんなこんなでお昼を終えて遺跡を見学へ。
遺跡の見学は、まずガイドがないとムリですね。全然分からないもん。そして犬が付いてきますが、ノラなので触ってはいけないそうです。
この古代都市はすごいよ。神殿や浴場、わだちの跡、道路標識が当時のまま残っています。説明を聞いていると、当時の生活が何となく浮かんでくるよ、きっとね(笑)。当時でも高度な文明が確かにそこには存在していたんだね。 一番驚いたのは、灰によって一瞬にして死んでいった人たちのミイラ?。石で固めてあって、そのままの形で残っています。そのまま寝ている人、妊娠中でお腹をかばってうつ伏せで死んでいった人の形もそのままになってます。
一つ注意を。
遺跡では写真はなるべく広域で撮りましょう。全体がおさまりきらない絵は、心だけに残した方が無難。なぜなら局部的に狙って撮っても、後で見ると訳が分からない!(笑)全体的に大きく引いてとった方がキレイに残るよ。
こうして2/4はナポリとポンペイを回って1日観光してきたのでした。バスの中ではほとんど寝ていた私達。明らかに寝過ぎ。しかし、夜ホテルに帰って10時頃には消灯している私達って一体何?異国の地にて信じられないくらい健康的な生活を送ってるなんて…。
それもこれも翌朝のシャワーのためさ♪
今日のMVPはカップルで来ていた同じツアーの子の彼氏の方。デジタルビデオ?か何かを持ってきていたんだけど、それを撮る姿が良かった、本当に良かった(笑)
率先して一番前に出て、まず左から右へ。また右から左へと角度を変えて念入りに撮影。そして最後は使い捨てカメラでパチリ。
その姿はまるで「運動会でわが子を追う父」でした。ありゃーいいパパになるよ、きっと(笑)
明日はいよいよローマ市内を回ります。ホントのフリータイムです。さて、どんなことが起きるんでしょうか?パウロには会えるんでしょうか??(パウロ=私とななぶぅの間で交わされた「日本人好きのイタリア男」。「あいのり」で乱入したイタリア人を思い出してね。)
今日も長々と読んでいただいてありがとうございました。明日も長いですがよろしくお願いします。 執筆者nu-coより
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