たった今、携帯が鳴った。
非通知電話。 どこだろう。
1次面接の結果をまっていた、とある不動産会社から。
結果は。。。「ご縁がなかったということで」

やっぱりショック。
電話で直接言われたのは始めてだったから。ちょっと泣きそうになったけど、泣いたって仕方ない。
でも、この会社は好きだった。
人事担当の方達は好感のもてるオジサンだった。

50歳を過ぎても(予想)、自分にはナントカの資格が必要で、勉強しなきゃと言ってたっけ。
後日、ハガキがきた。
「不動産のこととなると熱くなって話してしまい、少々恥ずかしいです。」と。

でも、ここの会社の総合職は、男の職場、という感じを非常に受けた。
本音で話してくれる会社だった。
だから好感が持てた。でも、不安もあった。

ショックだけで、分かってた気もする。
いい人たちだと思うし、イイ会社だと思うからこそ、もっともっと女性を活躍させて欲しい。
私はダメだったけど、あと何年後でもいいから、そんな風になっていて欲しいと、偉そうに思った。

でも、「今回はごめんなさい。」って電話するのってイヤだろうなぁ。
会社の人もつらいだろうね。頑張って欲しい。
っていうか、その前に自分も頑張れって。


いろいろ受けたけど、だいたい固まってきた。
不動産かリースの仕事がしたい。

私には変な癖があった。
道路を歩いていて、きれいなビルがあると、つい見入ってしまう。
中に入ってる会社をついついチェックしてしまう。
道路でも、大通りだけでなく、狭い道が好きだったりする。
建設中のビルがあれば、何が建つのか、現場の看板を見る。

どうやら変わってるらしい。
高校のころから、歩いてるとついついこんなことをしてしまっていた。

高校生だったころは、
「こんなきれいなビルで、ユニマットのコーヒーでも飲みながら、仕事したいなぁ。水野真紀みたいに優雅!?にさぁ。トイレもきれいだろうし。」
なんて思ってた。
でも、最近はそれよりも、どんな会社が入ってるのか、会社名と業務内容が気になる。


こんな変な癖をもし生かせるとしたら。。。。
「不動産」だと思った。
会社説明会に参加するようになって、扱うモノが限定されない、リース会社でも使えるかなって思ってきた。
とある会社の、人事担当の女性が
「営業時代、アパレル担当だったの。服やスカーフとか見る時に、タグに書いてある会社名をみて、そこから自分で調査して、新規開拓していくの。」と言ってた。
すっごい興味がわいた。
姉に言ったら、「あっそ」と言われた。
でも私は、すごくそれがやりたいと思った。
提案型営業ができて、扱うモノも限定されない。
いいじゃぁん、なーんてね。
甘いか。
というか、この会社は筆記で落ちた。そんなもんか。


女性が働くことって、そんなに特別なのかしら。
どうしてかなぁ。
初めの頃でた説明会(某不動産ディベロッパー)で、
「これからは女性ならではの繊細さや感性を大切にしたいので、積極的に活用していきます。」と若い男性人事担当者は言ってた。
「女性ならではの繊細さや感性って何だ?」と思った。
その繊細さって私にはあるのかなぁって。挙げ足とるわけじゃないけど、繊細じゃない女はダメってことこしら、って思った。
結局この会社は早々に落ちたけど、この後、女性が働くということについて、大いに悩んだ。
どこの説明会にいっても「女性は〜」「女性の活用は〜」といった質問がでる。

「女って、レディースdayとかプランとかあるし、長距離走とかの距離短くって、いいじゃぁん」なんて思ってた。
そーんな私だったから、これはとってもショックだった。

でも、私は女性に生まれてよかったと思う。
というか、男性に生まれていたら。。。ということが想像できない。


男性だから、とか、女性だから、という枠を越えて、お互いが尊重しあえるような社会になれればいいな、と思う。
生まれつき持っているものが違う。役割も違う。
「差別」じゃなくて「違い」
違いを尊重して、いかしていけるように。
変革には痛みも伴う。
男女雇用機会均等法だっけ?
これができてまだ数年。すぐにはいい状態にはなれない。
今の私達は犠牲者かもしれない。
でも、何年か後に、いい社会になるためだったら、仕方ないと思う。

なんかちょっと変なことを書いてしまいました。
恥ずかしいっ。
まぁ、いっか。ここは感情の冷蔵庫。
持ち駒減ったのがショック&不安。今の気持ち。

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